e-Gaia、やすらぎのゼン修繕シュウゼン物件
番号 審査申込年月 事故の報告年月 事故の場所 事故の概要 修復工事年月 修復工事の概要 修復金額 当初の地盤対策 経過の概要 事故の原因
1 1995年6月 1999年3月 石川県 最大54mm(18m間)(最大傾斜4.9/1,000)の不同沈下 1999年11月下旬〜12月下旬 土台より上をジャッキアップ。その他内装関係では修復により異常が生じたところのクロス張替え、タイル張替え、外周基礎仕上げなど。 約320万円 表層地盤改良 フローリング床でビー玉が転がるとの施主からの報告によりレベルの測定と地質調査を行い、後10月まで計4回の沈下測定を行いながら経過を観察。沈下の進行が認められないので、諸々の状況を総合的に考慮した上、施主、工務店、やすらぎ株式会社で協議し、ジャッキアップ工法にて修復することを決定した。修復工事は1ヶ月程で終った。 建築前の地盤調査の測点では軟弱な高有機質土層がデーターとして得られず、表層地盤改良としたため部分的に挟在する高有機質土層が沈下したものと推定される。スウェーデン式サウンディング試験では、高有機質土の存在を知ることはかなり難しい。
2 1995年8月 2000年4月 富山県 最大変形角5/1,000の不同沈下 2000年6月中旬〜7月中旬 土台より上をジャッキアップ。その他内装関係では修復により異常が生じたところの床張替え、クロス張替え、タイル張替え、外周基礎仕上げなど。 約400万円 表層地盤改良 改装工事の際、建具の調節が出来ない。レベル測定により不同沈下が発覚。レベルの測定と地質調査を行い、以後顕著な沈下の進行がないと判断し、諸々の状況を総合的に考慮した上、宅地造成業者、やすらぎ株式会社で協議し、ジャッキアップ工法にて修復することを決定した。修復工事は1ヶ月程で終った。 表層地盤改良を全体に施した当造成地に対しさらに荷重を増すような建物構造(設計)が不適であったと思われる。
3 2000年4月 2002年9月 和歌山県 最大40mmの不同沈下 2002年11月中旬〜12月下旬 基礎をジャッキアップ。その他内装関係では修復により異常が生じたところの床張替え、クロス張替え張替え、外周基礎仕上げなど。 約650万円 柱状地盤改良 建具・サッシが調整不能となり、レベル測定により不同沈下が発覚。レベルの測定と地質調査を行い、以後顕著な沈下の進行がないと判断し、工務店、やすらぎ株式会社で協議し、耐圧板工法にて修復することを決定した。修復工事は1ヶ月程で終った。 柱状地盤改良を施したが、新規盛土の安定不足の他、改良材が盛土の間隙に流れ出たための固化不足が原因と思われる。
4 2000年2月 2002年8月 新潟県 建物対角で8/1,000 2003年10月下旬〜11月下旬 基礎の下に鋼管杭を打ち、基礎を支持。 約530万円 表層地盤改良 建築会社より不同沈下の報告を受ける。同団地では他にも数件不同沈下が確認されていたため、団地造成工事自体の瑕疵の可能性もあり、さらに同団地に他に「やすらぎ」加入物件があることから、圧密試験など力学・物理試験も実施、ボーリング孔に高精度傾斜計観測管を設置し動態観測を行う。 造成時の盛土荷重による盛土層、在来地盤の圧密沈下、不均質な盛土造成工事によるもの。スウェーデン式サウンディング試験は盛土層で貫入不可となったが、ボーリングによれば下方に高有機質土など軟弱層が見られた。
5 2003年5月 2003年5月 長野県 最大20数mmの傾斜 2003年5月中旬〜10月下旬 基礎の脇に鋼管杭を打ち、ブラケットで基礎を支持。 約380万円 通常基礎 建築途中(内装工事前)に異常発覚。沈下が進行する可能性があるため杭で支持。 新規盛土が緩いことからそれ自身の圧縮及びその荷重が旧盛土を含む下方地盤に即時・圧密沈下を生じさせた可能性が高い。調査後の盛土など重要事項の連絡が地盤調査者と建築者の間でしっかり取られなかったこと。
6 2001年2月 2003年7月 和歌山県 12/1,000(最大5〜6cm)の傾斜 2003年11月初旬〜2004年3月下旬 基礎の下に鋼管杭を打ち、基礎を支持。 約750万円 柱状地盤改良 工務店より「沈下らしい家があるので、調査をお願いしたい。缶ビールが転がるらしい。クロスのひび割れを指摘された事あり」とのことで建物外部の水準測量を行う。最大5〜6cmの不同沈下を確認。沈下が収まっていない可能性があり、アンダーピニングによる修復を決定。1ヶ月程で沈下修正完了。芝の張替えがあり最終完了は数ヶ月後。 支持杭形式の湿式柱状改良とした。最大施工長は6.0mとなっているが、事故後の調査の結果、支持層深度は-5〜-7.5mであった。柱状改良の施工長の不足が不同沈下の原因。
7 2002年6月 2003年10月 北海道 7cmの不同沈下 2006年6月2下旬〜7月下旬 土台より上をジャッキアップ。部分的に基礎の下に鋼管杭を打ち、基礎を支持。 約1030万円 コンクリート杭 7cmの不同沈下が確認された。 盛土下部に軟弱層(泥炭)を確認し、軟弱層の層厚が場所によって異なるため杭基礎とした。9mの杭を計画したが抵抗が大きく6mで打ち止めた。
8             約730万円 小口径鋼管    
9             約600万円 小口径鋼管    
10             約710万円 表層地盤改良    
11             約580万円 表層地盤改良    
12             約580万円 表層地盤改良    
13 1999年3月 2003年11月 新潟県 最大12.6cmの不同沈下 2004年7月初旬〜9月中旬 基礎の下に鋼管杭を打ち、基礎を支持。 約510万円 柱状地盤改良 水路の改修工事に伴う家屋調査で不同沈下が発見された。 スウェーデン式サウンディング試験での堅固層を支持層として柱状地盤改良を行ったが、その層は薄く、下位に軟弱な粘土層が存在した。
14 2001年2月 2004年11月 北海道 最大傾斜角7.1/1000、最大不同沈下量62mm 2005年8月下旬〜9月下旬 基礎の下に鋼管杭を打ち、基礎を支持。 約710万円 通常基礎 施主が不同沈下しているのではないかと思った。 スウェーデン式サウンディング試験での堅固層は盛土であった。地質図への打点がずれていたため泥炭地盤を河岸段丘と判断した。
15 2000年4月 2004年11月 和歌山県 最大傾斜角6.9/1000 2005年9月初旬〜中旬 薬液注入により建物下深部の支持力を改善後、注入により沈下修正 約580万円 小口径鋼管 アフターメンテナンス時に不同沈下が確認された。 盛土に礫や岩塊が多く混入していたため杭が支持層まで到達しなかった。
16 1999年9月 2005年4月 新潟県 最大傾斜角8.0/1000、最大16cmの不同沈下 2005年6月下旬〜8月初旬 矢板で建物下を囲い切って薬液注入により建物下全体の支持力を改善しながら沈下修正 約1240万円 表層地盤改良 建設会社より建物対角で16cm傾いているとの報告が入る。 地層構成が均一なため表層改良としたが、自沈層は高有機質土であった。
17 2000年2月 2005年6月 新潟県 最大傾斜角8.7/1,000、最大不同沈下量87mm 2005年10初旬〜11月中旬 基礎の下に鋼管杭を打ち、基礎を支持。 約600万円 表層地盤改良 建築会社へ家が傾いているので調べて欲しいとの連絡が入る。 スウェーデン式サウンディング試験は何処も5〜6mで堅固となる。その最終深度は在来地盤の場所と締まった盛土下部の場所とがあり、盛土の下には軟弱層があった。
18 2001年7月 2006年6月 長野県 最大傾斜角8.2/1,000、最大不同沈下量55mm 2006年9月中旬〜11月上旬 基礎の下に鋼管杭を打ち、基礎を支持。 約380万円 通常基礎 建築会社より傾いている可能性があるとの連絡を受け、調査したところ、不同沈下が確認された。 切土盛土にかかる。盛土部の安定度を過大評価した。
19 2000年4月 2004年11月   最大傾斜角7.5/1000     約570万円 表層地盤改良   盛土層厚を均一と考え表層地盤改良としたが、予想以上に安定不足(沈下進行中)であった。
20 1999年4月 2006年11月 山形県 最大傾斜角7.6/1,000、最大不同沈下量69mm 2007年2月中旬〜3月下旬 基礎の下に鋼管杭を打ち、基礎を支持。 約530万円 表層地盤改良 建築会社より傾いている可能性があるとの連絡を受け、調査したところ、68mmの不同沈下が確認された。 有機質土層を粘性土層と誤審したため、表層地盤改良を行なったが予想以上の沈下が生じた。
21             約520万円 表層地盤改良    
22 1998年8月 2005年7月 新潟県 最大傾斜角6.5/1,000、最大不同沈下量95mm 2007年2月中旬〜4月中旬 基礎の下に鋼管杭を打ち、基礎を支持。 約780万円 表層地盤改良 建築会社より傾きを確認して欲しいとの以来があり、調査した結果、建物対角で9.5cmの傾きを確認した。 下方軟弱層は均一であるが、基礎直下の締りが不均一なため表層改良とした。しかし下方軟弱層には有機質の混入が顕著であり、実際の沈下が想定した沈下量を大きく上回った。
23 2002年11月 2006年3月 鹿児島県 最大傾斜角8.8/1,000、最大不同沈下量62mm 2007年7月初旬〜8月中旬 基礎の下に鋼管杭を打ち基礎の水平を調整後、薬液注入により建物下深部の支持力を改善。 約540万円 ベタ基礎 建築会社より沈下の可能性があるとの連絡が入る。 地山と埋め戻し部にかかる擁壁際の事故。埋め戻し部の沈下特性を過大評価した。
24 2000年10月 2007年2月 福岡県 最大傾斜角6.3/1,000、最大不同沈下量43mm 2007年11月中旬〜12月下旬 基礎の下に鋼管杭を打ち、基礎を支持。 約800万円 簡易ベタ基礎 建築会社より沈下の可能性があるとの連絡が入る。 擁壁の埋め戻し部分の沈下特性を過大評価した。
25 2003年12月 2006年10月 埼玉県 最大傾斜角6.9/1000、最大不同沈下量55mm 2009年1月中旬〜3月中旬 耐圧版と補強鋼管を反力として沈下を修正。 約640万円 表層地盤改良 定期点検の際に建物が沈下により傾いていると思われ、一度測定をして頂きたいと相談を受ける。 地盤の軟弱度合と圧密沈下収束時期を誤認した。
26       最大傾斜角7.1/1000、最大不同沈下量55mm     約740万円 表層地盤改良    
27 2001年9月 2009年5月 新潟県 最大傾斜角8.9/1000、最大不同沈下量111mm 2009年10月上旬〜11月上旬 基礎の下に鋼管杭を打ち、基礎を支持。 約520万円 RES-P工法 建築会社よりリビングスペースにて97mmの不同沈下があるとの連絡が入る。 ガラの影響によるロッドの摩擦抵抗と中間有機質土層を見落としたため、許容沈下量の検討を誤った。
28 2001年7月 2006年10月 千葉県 最大傾斜角10.1/1000、最大不同沈下量80mm 2010年6月上旬〜7月中旬 基礎の下に鋼管杭を打ち、基礎を支持。 約700万円 通常基礎 建築会社より不同沈下が発生しているようだとの連絡が入る。 原地盤支持力評価が「盛土の締り」ではなく「土中に点在するガラ(過摩擦)」と見誤ったこと、盛土下位地盤の土質構成推察で高有機質土層を見落としていたこと。
29 2003年3月 2010年6月 石川県 最大傾斜角8.9/1000、最大不同沈下量87mm 2010年10月中旬〜11月下旬 基礎の下に鋼管杭を打ち、基礎を支持。 約830万円 RES-P工法 建築会社より不同沈下が発生しているようだとの連絡が入る。 現地踏査・聞き込み調査や資料調査が不十分で、スウェーデン式サウンディング試験データからも廃材などの存在を予期できたにもかかわらず、現地踏査状況とも合わせて精査しなかったため、建物に有害な沈下を生じる廃材とその間隙を見過ごしてしまった。
30 2001年5月 2010年5月 埼玉県 最大傾斜角6.5/1000、最大不同沈下量35mm 2011年2月中旬〜4月上旬 基礎の下に鋼管杭を打ち、基礎を支持。 約1000万円 表層地盤改良 建築会社より建物傾斜の疑いがあるので調査してほしいと連絡が入る。 高有機質土層及び有機質粘土層の存在を見落とした
31       最大傾斜角6.2/1000、最大不同沈下量54mm 2011年3月上旬〜4月上旬 基礎の下に鋼管杭を打ち、基礎を支持。 約910万円 表層地盤改良    
32       最大傾斜角8.0/1000、最大不同沈下量67mm 2011年8月下旬〜12月上旬 基礎の下に鋼管杭を打ち、基礎を支持。 約1050万円 通常基礎    
35 2012年3月 2012年4月   最大傾斜角7.4/1000、最大不同沈下量47mm 2012年5月上旬〜 建て替え 約1400万円 拡底基礎 工務店より建築途中の物件が沈下しているようだとの連絡が入る。  
38           約450万円 通常基礎